やあこんちわ、Peter@peters_life0801です。
本日もレトロゲーをご紹介してみよう。
くにおくんシリーズの中でも1、2を争う人気と言われるくにおくんの時代劇!
冒頭からこんな紹介をしている時点でお分かりだろうが、かなり面白い作品だよ!
お気に入り度:★★★★★
概要
1991年7月にファミコンにて発売。
タイトル通りくにおくんたちが時代劇を演じるという体の舞台設定で、主に熱血物語や行進曲などダウンタンシリーズのキャラクターが登場するアクションゲーム。
ゲーム性は熱血物語に近いが食事による能力値アップは廃止され、敵を倒すことでレベルアップしたり装備品を身にまとうことで自キャラを強化していく仕様に。
※熱血物語にも装備品は靴のみあったが。
なんでもありのハチャメチャアクション!
戦闘アクションは熱血物語を純粋に進化させたような内容になっており、ファミコンでここまで多彩な技が繰り出せるゲームはそう無いだろう。
お馴染みのマッハ攻撃や旋風脚に加え、ふみつけ、馬乗りからのパンチや首絞め、ジャイアントスイングなどなどド派手な技がてんこ盛り。
バランスはやや大味気味で、大八車か岩によるマッハ叩きさえあれば万事OKだが、何をやっても強いので存分に暴れ回ろう。
豊富な基本攻撃に加え全25種もの必殺技があるので、強力な一部の技だけを繰り返すのは勿体ない。
操作性は素早さが低い初期は少し動きが硬く感じるが、成長してくればキビキビ動けるようになって爽快感も倍増するよ!
そして本作の面白さは格闘アクションだけに非ず。特筆すべきは各武器の個性。
桶を投げつけられると頭にスッポリハマってしまい、移動とジャンプ以外できなくなってしまう。攻撃を受けたり、わざとどこかにぶつかってダウンすれば外れる。
さらにこの桶、かぶるだけではなく口が上を向いている場合はジャンプで”履く”こともできてしまう。
特に意味のない行為だがバカっぽい絵面は最高のアクセントだ。
大八車でダウンしている相手の上を走り抜けるとペチャンコになったり・・・
これまたダメージもない、意味のないアクションなんだけどこういう遊び心って大切だよね。
本作には画像のような砂漠や沼地、滝つぼなど色んな舞台が登場するが各マップの地形もバラエティに富んでいる。
例えば画像の砂漠(因幡の国。鳥取砂丘かな)だと砂に足を取られてダッシュの初動が遅くなったり、氷に覆われた蝦夷の国ではツルツル滑ったり。
移動に制限がかかるタイプの地形は大抵、ご当地に無効化できるアイテムが売られている。
こちらのすのーせったは蝦夷の国での氷による滑りを防いでくれる。
なぞのみせの名の通り、多くはマップのとんでもない場所で隠れて営業しているが、これらを見つけ出すのも楽しみの一つだ。
値は張るけど強力な必殺技を売っている店もあるよ!
ゲームバランスは細かくカスタマイズ可能!
大雑把な難易度はもちろん、画像のような攻防のバランス他、水場の水流の強さなんかまで調整できる。自分好みのバランスを見つけ出すのも一興ってね。
気になった点
実は全員集合ではない
全員集合!というタイトルとは裏腹に結構未登場のキャラが多い。
本作発売前のダウンタンシリーズには熱血物語と行進曲があるが、それらに登場していた中では以下のキャラが未参戦である。
熱血:姿、七瀬、鷹峰、森本、(桃園)
花園:五月女、前田、鷲尾、清水
冷峰:早坂、音無、木下、(上月、森沢)
連合:速水、(霧島)
※()内は女子
っと、こんなもんだろうか。
熱血はくにおを除けば一条がモブザコとして登場するだけと、主役校なのに扱いが酷い笑
女子勢はホッケーやみすずを除けば、PS3辺りで応援ガールチームとかが参戦するまでは戦闘要員ではなかったし、まあ仕方ないね。
ちなみにおみつ(店主)はりきの彼女の真美、賭場のお紋は冷峰の応援ガール・藍原、お琴は長谷部である。
終盤は敵が少なすぎる
終盤は繰り返し戦える銀八一家しかいなくなるため、敵がほとんどおらずマップがスカスカに感じてしまい寂しさを感じる。
物語のようにモブザコぐらいはほぼ絶えず、エリア切り替え時に出てくる仕様とかのが良かったかもね。
まとめ
シリーズ一と呼ぶ人も多い傑作で、熱血行進曲と人気を二分しているイメージ。
今ならファミコンのシリーズ全作が収録されているワーコレで遊ぶのがいいだろう。
遠い昔の名作アクション、レトロゲーに興味があるなら是非一度遊んで頂きたい一作だ。
余談だが本作はゲームボーイでも発売されている。
いまいちよく覚えていないが行進曲や新記録に比べれば移植度は良好だった…気がするんだけど、どうだったかな。
【評価/レビュー】 ダウンタウン熱血行進曲 ~どこでも大運動会~ (GB版)
陸中の溶岩でダメージを受けなくなってたり、モノクロなので敵がどこの一家か
ボスが出てくるまで分からなかったりと、劣化していたのは覚えているんだけども。
(容量の都合上、仕方のない話)