Happy 1st anniversary!
どうもです、Peter@peters_life0801です。
本日2022年9月1日をもって、大好きな作品であるOPUS 星歌の響きが発売から一年を迎えた。Switch版で本作を初めて知ったので、僕の場合は出会ってまだ3カ月程度なんだけどね。
ともあれお祝いも兼ねてまた何か色々語ってみようと思う。
そうだな、キャラクターの紹介も兼ねた深掘りでもしてみようか。
あとは初めて描いてみたファンアートのお話も。
決して誰もが知っているような作品ではないはずだし、需要がどの程度あるのかは分からない。
でも何度でも語る。大好きだから。
うちほど本作の記事数が多いサイトは他にないかもしれない、と自負しております。
総文字数もどれだけになってんだか。
当たり前だけどネタバレの宝庫なので、未クリアの人は見ちゃダメ。
ファンアートを描いてみたよ!
ここは自分語りみたいなもんなので飛ばしてOK!
次の段落から三人の掘り下げをやっている。
エイダの隣にいる理魂はお師匠。実は乙皇の理魂とは模様が違うことをこの作業で初めて知った。
これに気付いた人どんだけいるんだってか、そもそも理魂の正体を知らない人が大半だろうね。
【ファンアートとか】 イラストのお勉強始めました! 【推し活のために】
そう。こちらの記事で言及していた、ブログ書く時間を削って描いているイラストとはこのゲームのもの。
お伝えしたように絵を描くのなんて高校の美術以来だし、ファンアートは初めて。
当然知識もなーんも無いのでお上手でないのは勘弁してほしい。
言い訳も兼ねて難しかった部分を項目別に紹介。
・陰影
うん、陰影の付け方が分かんない。
光源を意識しようと言われるけど・・・理屈では分かっても実際、どんな風に
細かい部分の影って出来るの? って考えると、混乱しちゃうんだよなぁ。
立体感が無いのはデッサンか、それとも陰影の問題か。両方?
・服のシワ
実物のごとく細かくしすぎても逆に変だろうし、どのぐらい描けばいいのやら?
どこにどうシワができるのかとかも考え出すと、やはり混乱してくる。
・デッサン
これはもう今後、数をこなして勉強していくしか・・・。
腕がすっごく難しいね。
・色使い
背景に対して明らかにキャラが浮いてる。初心者が陥りがちな現象らしい。
無理にゲーム内や原画通りの色にせず、光を意識して濃淡をもっと細かく調整すべき?
キャラを描く際の縁取りの色も難しいな。
濃すぎるのが駄目なのは当然、これはこれで薄すぎる気もする。
んで理魂。もうちょっとこう、淡く輝く光を表現したかったな。
上手い人の絵を見るとやってるので、そういう方法はあるんだろうけどね。
・リバク
始める前は一番簡単だと思っていたのに一番難しかった。
上の記事で言っているようにシンプルに男性キャラ自体が難しいっぽいのと、
涼やかで優し気な目元が何回描き直しても上手くいかない。面長な輪郭と髪型も絶妙にムズい。
(エイダとラミアは輪郭が多少歪になっても、髪やフードでごまかせるのが大きい)
目はもうちょっと細く小さいかなと調整してみると、それはそれでもっと変になるんだ。
エイダとラミアはほぼ一発で完成したのに、一番時間かけて一番似てないという悲しい結末に。作業時間の全体の三分のニぐらい、彼の描き直しに費やしたはずなんだけど。
・紅桜 & ケーキ
ぬいぐるみという設定なので大雑把にしか描いてないけど、元のデザインが細かすぎてそれでも難しかった。
超細かいのにゴテゴテしすぎておらずカッコいい。この船デザインした人のセンスは凄いと思う。
ビジュアルガイドの原画の方を参考にしたため、ゲーム内とは窓の形や細部が違ったりする。
ケーキはまあ・・・描き方がそもそも分かんないし所詮は添え物なので、最初から綺麗に描くつもりは毛頭なかった。
フリー素材の画像を参考にさせて頂いたので、何とかそれと分かるモノには仕上げられたはず。
お皿は素直に図形を描くツールを使うべきだったね。めっちゃ歪。
こんな感じ。
お絵描きの腕前もだけど、ペイントツールの機能もまだほとんど知らないんで、そっちの方も要勉強だね。
試行錯誤の連続で大変だったけど
幸せそうな三人は描いてて凄く楽しかった!
それに上手い下手は抜きにしても自分で完成させたイラストって、なんか我が子みたいで愛おしいね! 見ていてニヤニヤしちゃう。我ながらキモいと思うけど。
追記:
Twitterで公式からお礼の言葉といいねを頂けました。死ぬほど嬉しい!
メインキャラクター所感
こっちが本題。メインキャラの概要とか思ったこととか。深掘り。
リバク
ラミアがドン引きするほど凄絶な音痴らしい、瀛海の貴族のご子息様。
側室の子であるためいじめられたり、当初は継承順位も低く家中での立場は弱かったが
その聡明さや器量を愛されたか、正妻の子である他の太子たちを差し置いて継承候補筆頭に任命される。
しかし後に皇帝の不興を買って一族没落の危機を招いてしまい、御家再興のために奔走することとなる。
性格は正義感が強く生真面目、さらにはお人好しという優等生タイプ。貴族らしく誇りや名誉を重んじる一面もあるが少々大袈裟。
序盤では少し仰々しい、貴族としての誇りをことあるごとに口にするが、終盤ではエイダのためなら家も捨てる素振りを見せている。
これは本当は逃げているだけの弱い自分を隠そうとしているか、失点を取り返そうと気負い過ぎている内心の表れなのだろう。
また、白い牙のアジトでは先走って飛び出したり、皇帝へ口答えした件から分かる通り、熱くなると周りが見えなくなる様子がしばしば窺え、それによって危機に陥ることも少なくはない。
しかし終盤の黒龍からの脱出行では序盤の青さや短慮はどこへやら。
焦りを隠せないエイダよりも冷静で、白い牙のアジトで出会った頃とは立場が逆転している。
一族再興以上に大切な守るべき存在ができたことや、苦難の旅路を経たことで探査者としての腕前だけでなく、人間的にも大きく成長したのだろう。
もっともその後、彼だけがノビちゃってエイダに担がれている姿を見るとやはり締まらないというか、リバクらしくて微笑ましい。
長い人生においてわずか2~3年程度かな? 短い期間ではあったが共に過ごしたエイダのことが終生忘れられず、生涯未婚だったと考えられる。
恐らく彼は万道神話の主神である乙皇、そしてエイダは地母の生まれ変わりであり
二人が強く惹かれ合ったのは魂の結びつきもあり必然、運命だったのだろう。
エンディングは一見すると悲しいが、これは乙皇の言う ”一万年後の邂逅” を指していると思われ
永い時を経て二人は結ばれたと取ることが出来るので、考えようによってはハッピーエンドだったりする。
この辺は本記事の最後にリンクを貼っている考察記事でも述べているので、よかったら是非。
最後の方にはびっくりするぐらい、グイグイとエイダとの距離を詰めていく。
しかし嫌味やキザったらしさは一切なく、誠実さや純粋な愛情だけが感じ取れるのが彼の魅力。
少し頼りなくはあるが、愛する女性に対する気遣いや命懸けで守ろうとする姿勢、そして精一杯エスコートしようとする姿は同性から見ても惚れ惚れする。
ハッピーエンド説は間違っていないと思うけど、こういうシーンを振り返ると現世で幸せになって欲しかったって思っちゃうよね・・・。
エイダと別れた後はその生涯を鳶家の再興と白龍の情報収集に費やし、彼の手腕によって
取り潰し寸前であった鳶家は大きく発展することとなる。
従者には人生の大半を一族に捧げたと言われている辺り、かなりのハードワークだったのだろう。
御家再興は元々彼の願いであり使命でもあったが、白龍で待つエイダに胸を張って会うために一層奮起したのかもしれない・・・。
自分の人生を完成させるためにと山塊へ66年ぶりに帰ってきた白龍を訪れ、そこで彼女と共に眠りについたと思われる。
話は変わるけど彼のみメインキャラで唯一、エイダ=ラム=葛葉やラミア=トロントといったフルネームが登場しない。
鳶家というが鳶は姓ではなく通称とか役職、もしくは国名の様なものっぽい。
言語を中国語に変更した場合の名前表記は李莫(リ=モー)、そして英語だとJun Lee(ジュン=リー)であることに加え、故郷である瀛海は中華風の文化を持つ。
そして父である鳶家当主の名がリゲンであり、他にはリゼンという兄弟の名が確認できるため、正確にはリ=バクなのだろうね。
おまけ: 他のメインキャラの別言語での名前
※括弧内は無理やりカタカナ表記にしたもの。特に中国語は発音が重要なので、実際の聞こえ方は大きく変わってくる。
エイダ
Edalune Grant (エダルン=グラント)
艾妲拉姆・葛蘭特 (アイダラム=グランタ)
他の言語ではエイダ=ラムのように区切られておらず、エイダラムに相当する名が本名になっている。ただし愛称としてそれぞれEda、艾妲と基本的には日本語でのエイダにあたる名前で呼ばれている模様。
さらに英語にはお姉さまという概念の言葉が存在しないため、ラミアからはさらに一段親しみを込めた愛称としてEddie(エディ)と呼ばれている。
どうでもいいけどエダルンって響きかわいい。
ラミア
Remi Dorian (レミ=ドリアン)
菈米亜・多倫多 (ラミヤ=ドルンド)
日本語での彼女の姓と同じカナダの都市・トロントの中国語表記は多倫多。
本作にはロンドン商業連盟といった組織名が登場するが、もしかしたら由来となったトロント製菓はカナダ人の末裔が興した会社なのかもしれない。
もっとも本作は、人類が地球人であることを忘れているほど遠い未来世界のお話なのだけどね。
エムに地球の事を尋ねられるが、リバクたちは地球を知らなかったという描写もあるし。
エイダ=ラム=葛葉
普段は心優しい聖女のような女性だが、怒ると非常に怖く
彼女が大好きなリバクをもってしても ”衝動的に怒りを爆発させることがある” と評されている。
とはいえ彼女の怒りが爆発する場面はいずれも、あんまりにもあんまりな状況で基本的には穏やかで思いやりがある性格。
治安の悪い山塊を拠点に生活しているため、それなりのしたたかさは持ち合わせているが
ラーマに嵌められた時には疑いもせず良い人そうと言っているので、お人好しでもある。
ただし自身の至上命題である黒龍探しに関しては周囲が見えなくなり、かなり頑迷であるという一面を持つ。また、物欲は無さそうだが意外に買い物好きらしい。
巫女として類稀なる才能を持っていたため、親の顔を覚えてすらいない幼少期に、報奨金と引き換えに宗教組織・巫女の塔に売り払われたというハードな人生を歩む。
本人はそのおかげで大切な人たちと出会うことが出来たので、気にしていない様子だが・・・
最初こそ天才として期待されていたが、やがて喉に障害を負ったことで巫女としての育成を放棄され、追い出されているなどその前半生はかなり悲惨。
絶望の淵から救ってくれた紅を心の底から慕っており、行方不明となった彼女を危険を顧みず追い続けている。
ラッセルや紅からは自分の為に生きろと言われ続けるが実際は、それこそが誰にも流されない、彼女の選んだ自分の為の人生だったのだ。
長い旅路の末に、ついに紅がいると思われる白龍を発見。
上陸を試みるがあまりにも危険であるため、リバクとラミアに説得され諦めている。
しかし皮肉にも彼女が新たな道を歩むことを決意した次の瞬間に、彗星軌道上の破片が紅桜を直撃。
二人に船内の鎮火を頼み、自身はブリッジで船の制御を試みるがやがて猛火によって分断されてしまう。
もはや航行を継続することは不可能と判断した彼女は、脱出艇にもなっている貨物室へリバクを導き、そのまま退避させた。
ずっと紅を目標に走り続け、一生かかっても追いつけないと言われていたが
この瞬間にエイダは彼女に追いついたのだろう。
嘘を吐いて愛する者を守った、という点は奇しくも共通しているのが何とも・・・。
紅は突き放すことでエイダを守ったが、エイダは優しい嘘によってリバクたちを守っている。
この差はもしかしたら、彼女がお師匠を超えたことを意味しているのかもしれない。
(白龍へ向かおうとして口論になった際は、紅同様に突き放すことでリバクを守ろうとしていた)
悲しみに満ち溢れているようにも、強い決意を秘めているようにも見える、複雑で心に突き刺さる印象的な表情。
ここから最後まで泣きっぱなしだった。
巫女の塔ではただ108号という管理番号で呼ばれるのみで、自身の本当の名前すらも知らないが
顔も知らぬ親に与えられた名よりも、紅から名付けられたエイダ=ラムという名の方が彼女には遥かに大切だっただろう。
エイダラム(魂芳花)の花言葉は「私を許して」
この言葉は紅にとっては戦争に対する贖罪であり、エイダにとっては別れざるを得なかったリバクたちへの贖罪となった。
二人を逃した後も沈みゆく紅桜の中で生き延びることを諦めず、唯一助かる方法である白龍への不時着を試み、成功させた。
探し続けていたお師匠を発見するも、リバクたちと今生で再び会うことは叶わなかったが、66年の時を経て彼女の願い、そしてリバクとの約束は果たされることとなる。
エイダと同じ名を持つ無数の魂芳花が紅桜の残骸を優しく包み込み、海のように広がっているラストシーンは何度見ても無理。初見クリアして数カ月経った今でもスクショだけでも泣く。
余談だが本業は草花貿易業であるため、生い立ちも相まって植物学に精通しており
品種改良によって自身で新しい花を生み出すこともできたようだ。
※終盤に入手できる日紅と孤城の学名および特性に注目。僕は気付いた瞬間めちゃくちゃ泣いた。
また、喉に障害がありながらもその歌唱力は凄まじいし
(リバクの贔屓目でなく、ラジオによって届けられた彼女の歌声は長い間山塊人の心に焼き付いたという)
かわいいデザインのラミアの服は彼女が縫い上げたというし、時には大学で講義をしたり
孤児院では子どもたちを相手に先生役を務めることもあったり、実は色んな分野の才能の塊。
商才もあったそうなので平穏に生きることのできる人生だったならば、マルチに活躍できる人物として大成していたのかもしれない。
追記:
物語終盤には死の危険があるにも拘らず白龍へ行こうとする。
紅を追い続ける彼女の生き方を鑑みれば自然ではあるけど、もしかしてさ。
「誰かが私を呼んでいる…そんな声がするの…」
あの時のエイダはずっとぶつぶつ呟いていて、その姿を見る度に心配になった。
これは縮退星「大荒」を訪れた時に表示される文だけど、地母の生まれ変わりである彼女の魂が白龍へ呼ばれていたんじゃないのかな、なんて考えてみたり。
あとは話は変わるけどこのシーン、ラミアは泣きながらエイダを止めるけどこれはリバクがいたからこそだと思う。
彼と打ち解けて心の闇が消えたことで、紅探しに人生をかけるよりも二人で幸せになって欲しいと願う気持ちが強まったんじゃないかな。
中盤ではすべてはお姉様のためにといった内容の台詞を口にしたり、かなりエイダへの依存心が強い様子だったからあのまま成長していなければ、ここでは迷うことなく白龍へ行くことを選んでいた気がする。
考察しがいのある作品だけどほんと、後から後から色んな考えが思い浮かんでくるね。
ここまで色々考えさせられた物語は初めてだなぁ。
ラミア=トロント
エイダの義妹にして宇宙船・紅桜のスペシャリスト。
単に技師というが紅桜のメンテナンスや改造を担当するのみならず操舵技術も一流。
その腕前はリバク曰く、自分が知る中で最高のパイロットと評されるほど。
パソコンの知識も豊富でハッキングやデータの偽造、書き換えも朝飯前という超有能。
セリフがいちいち面白いのと可愛らしい外見から当初は、話が重いこの作品のオアシスやマスコット的なキャラという印象だった。
・・・が、実は最も重いキャラで過去を知ってからは、見る目が完全に変わってしまったという。
リバクやエイダが人生ハードモードならば、ラミアはもう一段か数段上を行くベリーハードかインフェルノ。名前の由来が悲しすぎる・・・。
その過去は壮絶で幼少期に人身売買の商品とされており、人格形成に大きな影響を及ぼしていると思われ、自分が描く家族像に対する執着や依存心が極めて強い。
彼女らが保護された際には、裏取引の商品として扱うには微妙な量の巫香葉と龍人参
(それぞれ幻覚作用と精力増強の効果)が押収されており、性暴力を受けていた、もしくはそれ目的用として売られていた側面もある可能性も・・・。
ストックホルム症候群だと信じたいが、主人からは日常的に暴力を振るわれていたにも拘らず、恋心とも取れる複雑な感情を持っているあたり・・・いや、考えたくもないな。やめやめ。
皮肉にもこの生活の中で仕込まれた技術のお陰でエイダと出会い、紅桜のクルーとなった。
小柄で身長は日本人の平均で言えば10歳の女児程度しかないが、これは幼少期に
最低限の食事しか摂ることが出来なかったため、成長が阻害もしくは遅れているのだと考えられる。
過酷な境遇で育ったためか身内と判断した者以外にはかなり攻撃的で、性格が悪い自覚もあるがどうしようもできず、内心では苦しんでいる非常に繊細な少女。
作中でリバクを謀殺しようとしたと取れてしまう描写があるが
作戦立案時に何度計算しても上手くいかないことに悩んでいたため、結果的にああなってしまっただけであって、あの場面での彼女の言い分は言い逃れではなく本心なのだろう。
通信を切ったこともラミアの言う通り、傍受されたら一巻の終わりだという状況だったし。
ただしリバクに不穏なメッセージを送っていたのは確かだ。
あれは想定よりも早く鉱連が到着してしまったので、見捨てることを告げるものだったと解釈している。
排他的で最初は”よそ者”であるリバクを嫌悪していたが旅や彼との交流を経て成長し、最終的には大切な家族となった。
一際複雑な内面を持っているものの自分を嫌い、孤独に苛まれる心の傷を持つという点では
つまるところ、彼女もまたリバクやエイダと根っこでは似た者同士なのだ。
エイダに捨てられることを極度に恐れ続けていたが、自分が愛されていることを知った後は
昏睡状態にあったリバクを付きっきりで看病し続け、彼が目を覚ました時には最高の笑顔を見せてくれる。
すぐに元の口の悪いいつもの態度に戻り調子に乗り出すが、以後はこれまでのような憎悪は感じられず、かわいらしいイタズラのような内容に変化していく。
リバクも軽妙なジョークで返すようになる関係性がほんと大好き。
匂わせ程度で断定はされていないが、その正体は恐らく亡国であるジプシーファミリーの姫の娘・ミランダ=モールその人。
(ただしエイダたちと旅をしていた時点では多分、本人は自分の出自を知らない)
ゲーム内では詳細が語られないが、彼女が40歳ぐらいの頃に何故か突如住み慣れた山塊を離れ、その後はリバクのお世話になったらしいことが終章で分かる。
理由は ”恋人と別れた” からだそうだが、最大の友であろうリバクにも直接は話しておらず、極めて不自然だ。
この点に関しては考察記事でも述べているが、マダラ・・・リチャード=モール三世と共に
第二次龍脈大戦の反鉱連側の旗頭となって、戦争の指揮を執っていたのではないかと個人的に考えている。
情報は少ないが鉱連側が勝利したことは何となく分かるし、年代的にそろそろ戦争が終わりそうな時期。
つまり恋人と別れたというのは敗戦に際し、マダラが身を挺してラミアを瀛海へ亡命させたのではないかなと。
(これまた考察記事で書いているが、ラミアとマダラは恋仲になったのではなく、腹違いの兄妹だと思われる)
彼女がミランダ=モールであるならば、ジプシーファミリーが滅ぼされるに至った由来を考えると、山塊人の支持は極めて得やすいだろう。
そして鉱連のせいで紅、エイダと大切な家族をたて続けに奪われているのは、彼女が蜂起した民衆と共に立ち上がる大きな理由になり得る。
いずれにせよ、リバクにすら話せないような何かが彼女の人生にあったことは確かだ。
決して荒唐無稽な妄想ではないと思うんだけど・・・あなたはどうお考えになるかな?
瀛海へやってきた後はリバクと共に白龍探しに生涯を費やしたと思われるが、運命のいたずらか
白龍が山塊に再び現れ、旅立つ当日に亡くなっている。享年は約80歳。
報われなさが悲しくなるが、それは隠しタイトル画面で救われる。
きっと白龍で大好きな家族たちと共に、幸せに過ごしていることだろう。
おまけ: ちょっと自分語り。ラミアを好きな理由
三人とも大好きなんだけどもし一人だけ選べと言われたら、一番好きなのはラミアかも。
何故かってとかわいいとかじゃなくって、ちょっと自分に似ているからなんだな。
孤独を恐れるのに他人を信用できない人間嫌い。
しかし心を開いた相手には妙になつっこく、態度も普段とは全然違う。
しばしば自分を見ているようで最も感情移入しやすいキャラだった・・・かな、なんて。
あ、一応言っておくけど友達はちゃんといるぞ!
狭く深い付き合いってやつ。
三人の私室にお邪魔してみよう!
リバクの部屋。綺麗に整理整頓されており、几帳面な彼らしさがよく出ている。
オブジェ類の飾り方もオシャレで育ちの良さが窺えるね。
草花を愛するエイダらしく、緑の多い綺麗なお部屋・・・と思わせておいて大分散らかっている。
花は観葉植物も兼ねているのだろうけど、お師匠の為に世話を続けているらしい。
機関室がラミアの居住スペース。
二層に分かれているためかなり広いが、物で溢れ返っている。
エムを模したお掃除ロボットや魂の架け橋の映画ポスター(?)など、過去作のキャラがカメオ出演しているほか、壁にはリバクの写真が貼られておりダーツの的にされているなど、少し危ない一面を垣間見ることもできたり。
しかし家族写真は大切そうに飾られているし、送られてきたマダラの手書きの手紙は、口では貶しつつも捨てられずに保管していたり、わだかまりが解ける前から根は良い子であることが分かる部屋でもある。
書いといて今更なんだけどもリバクはほぼ身一つで乗船することになったため、そもそも荷物が少ない。
対して他の二人はホームであるアリアナンから山塊まで片道半年もあるため、そうそう帰ることはできず紅桜が家同然。
小さめの船で居住スペースが広いわけでもないため、荷物が多く整理が困難なのは仕方がない。
特にエイダは常に様々な情報源から黒龍に関する調査をしているため、この積みあがった書物や
壁に貼られた無数のメモは整理整頓ができないのではなく、何度も使用するために片付けられないといった事情がありそうだ。
ラミアは純粋に掃除ができないだけだと思うけど(偏見
本人も忘れていた過去の品が複数見つかったりするので、お片付けができない可能性は高い。
本が積み上がっているエイダに対し、彼女の部屋はダンボールだらけなのもそれを証明している・・・のかも。
立場上仕事量も使う道具も一番多そうなので、エイダ同様に荷物が多いのはやはり仕方ないんだろうけどね。
まとめ
【OPUS 星歌の響き】 語られなかった謎の考察とか推察とか色々
【OPUS : 星歌の響き】 クリア後のタイトル画面集 【ネタバレ注意!】
他のキャラについても語りたいけど、めちゃくちゃ長くなってきたのでこれにて終了。
誇張抜きにこの作品なら、いくらでも語り続けられそうな気がするね笑
まあそれはともかく、改めまして・・・
一周年おめでとう、星歌の響き!
Happy 1st anniversary, Echo of Starsong!
祝賀一周年 龍脈常歌!