※当ブログの記事には広告やアフィリエイトが含まれております。
ども、Peter@peters_life0801です。
本日ご紹介するゲームはこちら。
その名もおじいちゃんの記憶を巡る旅
英語でのタイトルは Old man’s journey で訳すとおじいちゃんの旅。
本日発売! と思いきや他機種では去年に既に出ていたんだとか。
PC、PS4、Switch、スマホと全ての媒体でプレイ可能。
ここでちょっと薀蓄。
旅を意味する英単語と言えば日本ではトリップやトラベルがよく使われ、ジャーニーはあんま聞かない気がする。それぞれニュアンスが異なるので英会話やるならしっかり使い分けるべし。
英会話サイトではないしめんどいので違いの説明は省く。
お気に入り度:★★★★☆
どんなゲーム?
人生における喪失と希望を体験するハートフルストーリー
おじいちゃんの記憶を巡る旅は、人生の貴重な瞬間、壊れた夢、計画の変更など、魂を巡るパズルアドベンチャーゲームです。
主人公と旅を伴にする中で、時折軽快にパズルを解きながら、美しいビジュアルと手作りの世界観を体験できるでしょう。このゲームの美しい世界観に身を浸すと、主人公の人生の物語が、彼の記憶の美しい出来事を通して語られます。
ちょっぴり遊び心のあるパズルを解くうちに、物語の中に新しい風景が形作られ、主人公の進むべき道が出来上がります。
その道は決して一つではありません。穏やかで気まぐれな環境(そしてそれはプレイヤーであるあなた自身の環境)を楽しんで下さい。ゲームの中での幻想的で楽しい旅の経験と、静かでコミカルなパズルを解くことで、活気と希望に満ちた世界観に身を浸してください。
現実の世界で、あなたが心を痛めたり、後悔したり、希望を感じたりるように、ゲームの中の主人公の目を通して人生の複雑さを探ることが出来るでしょう。
マイクロソフトストアより引用:
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/44gk44gy44ge44gh44kd44kt44gu6kiy5oa244ks5beh44kl5pef/9N0RSV9DHLPR
機械翻訳したような、洋ゲーにありがちなちょっとヘンテコな文章によるあらすじ。
海辺のみすぼらしい家に一人寂しく暮らすおじいちゃんの元へ、ある日誰かから手紙が届く。
その手紙を読むや慌てて荷物をまとめて家を飛び出し、旅立つおじいちゃん。
最後まで進めれば分かるがこの時点では、手紙の内容は一切分からない。
本作の特徴としてストーリーがありながらも
ゲーム内には一切の会話が存在しない。
文字って言ったら背景の看板とか、他はスタッフロールとかそれぐらい。
道行く先々でふとした拍子に、おじいちゃんはこれまでの人生の一場面を思い出す。思い出は一枚絵で表示されるんだけど、冒頭の手紙同様に会話や文字による説明は一切ないので、大まかな流れは分かるものの詳細はプレイヤーの想像に委ねられる。
蘇る若かりし日の思い出。
で、実際のゲーム画面はこんな感じ。
スティックを動かすと画面内にカーソルが現れ、タップした場所へおじいちゃんが移動する。
しかしこの画像でも分かるけど、崖になってるし塀があるしでこのままでは進めないよね?
各稜線は定められた範囲内で上下に動かせるので、上手いこと高さや角度を調節することで、最初は行けなかった場所へおじいちゃんを導くことができるようになるのさ。
塀は地形を変える際にできる角度を利用して、画面左上にあるタルをぶつけて破壊。この石壁がタルで破壊できるのかとツッコミたいけど、良いゲームだからツッコんじゃ駄目。
ざっくり言えば地形をいじりながらおじいちゃんを進ませるパズルゲームの一種だね。
良かった点
人生を振り返るストーリーは泣ける
会話も説明も一切ないくせに、すんごい泣けるんだよ。妻も子もいて凄く幸せそうだったのに、なんで今はボロ家に一人寂しく住んでいるのか。ゲームを進め、おじいちゃんの半生を振り返ることで徐々に明らかになっていく。
『会話も説明も一切ないくせに』は違うな。
むしろ、細かい説明を入れずにプレイヤーの想像に委ねているからこそ、尚更泣けるんだと思う。
音楽も素晴らしい
美しい、の一言。心地よい曲の数々も、本作のストーリーを大いに引き立ててくれている。
気になった点
一応挙げるものの前者が少し困った程度で、後者は全然気にならなかったかな。
中断セーブがない
なので、1ステージクリアするまでやめられない。
しかもXBOX本体をスリープにしても再開したらなぜか、タイトル画面に戻っているという謎仕様。
まあ1ステージが短いから別にいいんだけども。
ゲームとして楽しめる作品ではないと思う
パズルではあるもののそんなに難しくもないし、ゲーム性は無いに等しい。
クリアまで2~3時間でお値段は1150円。僕は損したとは微塵も思わないけど、ゲーム性を期待して買うのはやめた方がいいだろうね。
あくまで本作はストーリーを楽しむもの。
まとめ
人それぞれ、色んなドラマの中を生きてるんだなぁ・・・。
繰り返しプレイするようなゲームではないし、多分もうプレイすることもないと思う。
それでも長いこと心の中に残り続けるかもしれない、そんなゲームだったね。
ストーリーありきの作品だけども、語ればネタバレになってしまう。
なのであまり書けることがなく、随分あっさりした記事になっちゃったなぁ。
そうそう、泣きゲーならこちらもお奨め。
この作品と違って会話で話が進行するアドベンチャーだけど、これまでの人生で最も心に刻まれた作品だった。
【評価/レビュー】 OPUS 星歌の響き 【魂を揺さぶる一作】