やあどうも、Peter@peters_life0801です。
多分年内はもう何も買わないかなってことで、今年2022年に発売された作品のうち、Switchで遊んで楽しかったものを紹介していこう。
ランキング形式で・・・と思ったんだけど甲乙つけがたい良作、名作が多かったので順番は適当。
今年はほんと当たり年だったね!
OPUS 星歌の響き
ランキングにはしないと言いつつ、この作品がトップであることだけは絶対譲れない。
インディーズながら本年度に限らず今まで遊んできたすべての作品の中で、最も心を動かされたからね。
ジャンルはSFアドベンチャー、もしくはビジュアルノベルでストーリーを楽しむことがメインの作品。なのでゲーム性そのものに革新性があったりするわけではない。
燃料や資金、探査装備と言ったリソースをやりくりしながら、広大な宇宙を旅するワクワク感は個人的には大好きだけど。
この作品は偶然Youtubeで知ったんだけど、出会えたことを本当に幸運に思う。
特筆すべきはエイダ、リバク、ラミアたち三人の主人公が織りなすヒューマンドラマ。
そして考察すればするほど深みが増していく、よく練られた世界観。
宇宙+古代神話という神秘的な設定は、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるんじゃないだろうか。
何気ない演出や旅の記憶(コレクションアイテム)などに、数多の謎や深い意味が込められたりしていて、それぞれが思わぬ部分で繋がっていることもあり、すでに100時間以上プレイしているが今でも新たな気付きを得ることがあるほど奥深い。
スタッフ様自らが語るように音響にこだわった作品であり効果音、BGMもともに珠玉の出来。
素晴らしい音楽が魅力的な物語、キャラクター、世界観を一層引き立てている。
可能ならば高品質なヘッドホンやスピーカーで楽しんでもらいたい。
三人はそれぞれ心に癒えぬ傷を抱えており、それが原因で衝突することも。
時に激しくぶつかり合いながらも目的のために少しずつ前へ進んでいくのだ。
終盤からエンディングにかけてはこれまで経験したことがないレベルで泣き、クリア後も
夜眠ろうと目を閉じるとラストシーンが瞼の裏に浮かび上がり、10日ほどほぼ眠れない日が続いた。
半年近く経った今でも最後は変わらず号泣するし、なんならスクショを見返したり音楽を聴いているだけでも涙が溢れてくる・・・
数十年ものゲーマー人生においてこんな作品に出会ったことはなく、死ぬその時まで心に残り続けるであろう名作だ。
台湾発のゲームだが海外製のインディーズ作品にありがちなガバガバ翻訳ではない。
日本の方が請け負っているので、雰囲気を壊さない程度に小ネタやスラングなども織り込まれており、テキストの質は非常に高い。
また、日本語音声付きでこちらも日本人の、きちんとしたプロの声優さんが吹き替えをされている。
いずれも演技は上手いし声質が各キャラクターにとても合っており、迫真の演技は涙を誘うこと間違いなし。
我を忘れるほど思いっきり泣いてみたい。そんな方に全力でお勧めしたい作品。
トレーラーにピンと来たら是非。
【評価/レビュー】 OPUS 星歌の響き 【魂を揺さぶる一作】
もう遊んだって人には、自分なりに精いっぱい考察したこちらの記事もどうぞ。
【OPUS 星歌の響き】 語られなかった謎の考察とか推察とか色々
捕捉。
考察できる要素はクリアする分には何ら気にする必要はなく、ストーリーの大筋が理解できなくなるわけでもないので、その辺もしっかり考えられている。
ただしエンディングを始め、各種重要なシーンの受け取り方が変わるかも・・・?
なのでこの拙い紹介文を読んで、難しそうなんて身構えたりする必要はないよ!
普通にクリアするだけでも凄く良い作品さ。
ライブアライブ・リメイク
1994年にSFCで発売され、今なお根強い人気を誇る作品のリメイク。
オムニバス形式で複数のシナリオが用意されており、それぞれのキャラクターデザインを異なる漫画家先生がデザインしている──
という特殊な事情からリメイクを望む声は多いものの、絶望視され続けていたが
この度、実に30年近い時を経てついに実現。多くのファンが歓喜した。
感動の名場面がパワーアップしたグラフィックにボイス付きで蘇る!声もイメージ通り、みんなハマり役で驚かされた。
シナリオは時代も舞台もバラバラだが、生がテーマとなっている人間賛歌なのは共通。
ただし隠しシナリオでは・・・自分の目で確かめてみて欲しい。
位置取りや攻撃範囲などが重要な、シミュレーションRPGに近い戦闘も楽しい。
シナリオやBGMだけでなく戦闘も本作の魅力の一つだ。
幼少期にオリジナルをプレイしたんだけど、人間の素晴らしさと醜さを巧みに描いたシナリオは
ガキんちょながら深く考えさせられた名作。大人になった今も深く心に焼き付いている。
そんな作品が原作の雰囲気を壊さぬHD-2Dというグラフィックで。
そしてボイスを始め演出が強化されたものを今の、この時代に遊ぶことが出来る──
いや、生きてて良かったね!
名言が非常に多い作品なので、それがボイス付きで聴けるってのは感涙ものなのさ。
あくまで忠実なリメイクに留められており、追加要素などはほぼ無い。
それ故に今時のゲームと考えるとボリュームは少し不足しているかな。
ディレクターの時田氏いわく、親子二代で同じ経験をして欲しいからだそうで、ゲーム体験がガラッと変わってしまうような要素は敢えて入れなかったらしい。それもまた一つの正解だろう。
変えすぎて別物になる残念なリメイクも存在するからね。
昔遊んだ人は勿論、若いゲーマーにも是非プレイしてみて欲しい一作だ。
【評価/レビュー】 ライブアライブ・リメイク 【名作の再来】
ゼノブレイド3
ごめん、実はまだクリアしてない。
もう最終話までは行ってるんだけど、クリアを目前にしてどこぞのバカにがっつりネタバレ喰らってさぁ。
強烈に意気消沈して貪るようにプレイしていたし、シーズンパスも買ってあるのに長らく放置中。
自衛はしていたのにまさか、スマブラのライブ配信でゼノブレのネタバレするバカに遭遇するなんてな・・・。
話題に上がった時、配信者様はネタバレしないよう注意を促していたんだけどね。
そのバカ曰く、この時期(発売一カ月後)にまだクリアしてないような奴はどうせやる気がないから、なんだとさ。
サブクエストとか探索みっちり進めながらのプレイで、未クリアでも150時間ぐらい遊んでたんだがな。
人生においてネタバレを喰らったのは初めてなんだけど、ここまでやる気を奪われるとは知らなかった。ある意味いい経験になったよ・・・。
さておき、ゼノブレイドシリーズは今作で一区切りとのこと。
なのでゲーム内容は正にこれまでのシリーズの集大成的な内容になっている。
キャラクターごとにある程度は得手不得手があるものの、クラス変更による自由度や戦略性の高い戦闘は楽しいし、ゼノブレならではの広大な世界を探索する楽しみや、豊富な寄り道要素ももちろん健在でボリュームは満点だ。
キャラクターの魅力やBGMも申し分なし、非常に完成度の高い作品と言っていい。
RPG好きでSwitchを持っているなら是非おすすめしたい。
そうそう、ストーリーは一応今作から始める人にも配慮した内容にはなっているけど、やはり事前に過去作もプレイしているとより楽しめるはずだ。
あるいは本作が気に入ったら遡って遊ぶのもあり。1も2も良い作品だよ。
順番に遊んだプレイヤーとは世界観や設定に、また違う発見があるかもしれないね。
冒頭で書いたように放置中であるため、詳細な紹介記事は未だにない。
代わりにこんな変な記事は書いてあるので、第一印象記事と共にご笑納くださいまし。
どうでもいいけどユーニと共にタイオンも推し。THE・萌えキャラ。
ポケットモンスター スカーレット/バイオレット
こちらもまだクリアはしていない・・・ってか発売してそんな経ってないから勘弁して。
早い段階で相棒ポジションのポケモンに乗れるようになるため、広い世界の移動も快適!
基本的なシステムは踏襲しつつも、外伝(アルセウス)を除けばシリーズ初となるオープンワールドが導入。
自由度が大幅に高まっており、広い世界をレアポケモンやお宝を探し求めて走り回るのが楽しく、ストーリーがなかなか進まない。
珍しいポケモンを探し求めて探索する従来の要素と、オープンワールドの相性がめちゃくちゃ良いんだよね。
ポケモンと言えば対戦や交換などプレイヤー間での交流を重視した作品。
ゆえに個人的にはストーリーは淡白だという印象があるが、今作はなかなか面白そう。
ストーリーで各山場をクリアした際には記念写真の様なものが見られたり、演出が強化されているのが大きいのかも。
ネモとペパーを始め、個性的なキャラクターたちが冒険を盛り上げてくれる。
色んな人に支えられたり競ったりしながら成長していく主人公が微笑ましいね。
ポケットモンスター スカーレットを遊び始めたよ! 【ポケモンSV】
スプラトゥーン3
ポップでかわいいキャラクターや、独特の世界観が印象的なTPSのシリーズ第三作目。
見た目に反してプレイヤーの腕前が如実に反映される本格派のシューターで、幅広い年齢層に愛されている。
対人戦がメインなんだけど実はそっちはほぼノータッチでPVE、いわゆる協力モードであるサーモンランばかりプレイしている。
支給される武器やステージは一定時間ごとに変化、登場する敵は固定ではないなど
ランダム要素が強く、基本的に同じ展開は二度と起こらないために中毒性の高いモードだ。
ただしこちらも対人同様にプレイヤー間の腕前に大きな差があり・・・
いや、それは当たり前なんだけど、最上位のでんせつランクでも基本的なルールすら理解していないプレイヤーがいたり、明らかにランク分けが適切に行われておらずストレスが溜まりやすい。
同程度の実力の者同士で組めるようにマッチングを改善してくれたなら、不満は一気に無くなるんだけどね。
バグや処理落ちが目立つなど、面白かったゲームとして取り上げてはいるけど問題点も多い。
システム面での完成度は高いけどマッチング周りを始め、詰めが甘いように思う。
いずれもアップデートでどうにかなる問題のはずなので、何とかして欲しいところだね。
面白いのは間違いないけど惜しい作品。
【評価/レビュー】 サーモンランNW (スプラトゥーン3) 【生死を賭けたバイト】
ソニックフロンティア
従来のステージクリアを繰り返すシンプルなシステムから脱却し、セミオープンワールドを導入した新シリーズ。
・ソニックのスピードでオープンワールドとか手狭すぎるんじゃ?
・(発売前の動画見て)戦闘アクションのテンポめちゃくちゃ悪いなぁ・・・
と実際に遊ぶまではかなり不安だった。
むしろ私的には ”見えてる地雷” だったんだけど、ソニックは大好きだしお布施感覚で買ったのさ。
そしたらどうよ。
マップはハイスピードアクションをもってしても全然狭くなんて感じないし、戦闘も序盤こそ動画のようにイマイチだが新しい技を覚えていけばそれもすぐに解消される。
取り分け、広大な世界を高速で駆けまわる爽快感は抜群。この移動の気持ち良さはソニックならでは。
これまでは(ウェアホッグなんて例外もいるけど)敵を倒す方法と言えばホーミングアタックが主だったが、今作からは様々なアクションが導入されている。
ソニックらしいスピードを生かした格闘アクションはめちゃくちゃカッコいいね!
やり込み要素があまりなく30時間ほどでコンプできてしまうが、これが第一作目と考えたら十分良い出来。マンネリ化を指摘され続けていたシリーズだけど、良い具合に一皮むけたね。
チャオ育成を始めボリュームの増加や、他キャラも操作できる続編を是非遊んでみたい。
ソニック好きなら今作は買って絶対損はしないはず。
【評価/レビュー】 ソニックフロンティア 【生まれ変わったシリーズ!】
ガーディアンテイルズ
スマホアプリゲーとして有名な作品のSwitch版。基本無料。
UIをゲーム機向けに改修してあるほか、アプリ版からは独立しておりクロスプレイは未対応っぽい。
キャラの実装や期間限定イベントも最初からなぞり直しているようだ。
(一緒にしてしまうとアプリ版の先行者が有利すぎるだろうしね)
基本的なゲームシステムはSFC時代のアクションRPGを参考にしていると思われ、当時のゼルダの伝説や聖剣伝説を彷彿とさせる。
色んな漫画やアニメ、ゲームなどのパロディやオマージュネタがふんだんに盛り込まれているのが特徴。
パロディやかわいいグラフィックを活かしたコメディ色の強い話が多いが、時には進めるのが辛くなるほど重かったり、泣けるシナリオも登場するなどバラエティは非常に豊か。
ストーリーはソシャゲらしからぬ面白さを持っている。
パロディネタは世界的に有名なものからマニアックなものまで多種多様。
ロックマンとかはともかく、海外の作品なのになんでドッジ弾平なんて知ってるんだ笑
一見方向性はバラバラなのに、しかしそれぞれがケンカせずに一つの世界観を作り上げているのは見事。
ステージ構成にも拘っており、ただ戦闘しながら進むだけでなく
時にはキャラの動きに合わせてスティックを倒すなど、ミニゲームが挟まれることも。
スティックを倒すと炭酸麦茶(という名のビール)を飲む。
失敗しても何度もやり直せたり成否がない場合も多いため、没入感を高める良いアクセントになっている。
ほか、メインストーリーは各チャプターをクリア後に高難易度版が解禁されるんだけど、これは敵を強くしただけの焼き直しなどではなく、ノーマルモードの後日談となっている。
つまり前回とはまた別のシナリオが楽しめるわけ。
ソシャゲの類にはあんまり詳しくないけど、自分が遊んできた中では一、二を争う完成度の高さかな。無料でもプレイできるので、気になった人はダウンロードして遊んでみよう!